塩玉ねぎは水にさらさなくても大丈夫です。
その理由として、塩玉ねぎは収穫をしたらすぐ出荷されるため、皮が薄く、柔らかく、みずみずしくて辛みが少ないのが特徴だからです。
一方、普通の玉ねぎは日持ちのため、乾燥をしてからの出荷となります。
水分が抜けると同時に辛味が増すため、生で食べる際には水にさらす必要があるのです。
みずみずしい塩玉ねぎはその必要がないため、そのまま食べても大丈夫です!
塩玉ねぎには、ビタミンB1・B2・B6やビタミンC、カリウムなども入っています♪
中でもビタミンB6は割と多く含まれているのですが、そんなビタミンB群・ビタミンC・カリウムはどれも水溶性。
水にさらすと、この栄養分が溶け出してしまいます。
野菜の種類や切り方にもよるのですが、多くの場合5分間水にさらしただけでも、ビタミンCが20%〜30%減少するというデータもあるんですよ!
折角の栄養が水に溶けてしまうのは切ないですよね。
このように、塩玉ねぎには硫化アリルや水溶性ビタミンやカリウムなど、水溶性の成分が多く含まれているので、栄養のことを考えると、水にさらさない方が良いのです。
その為、塩玉ねぎでも苦いと感じる方は、水に溶け出すのを防ぐためにも水にさらすのは短時間で!
また、スライスした塩玉ねぎを水にさらさないでなるべく広げて、15分間以上空気にさらす方法もおすすめ。
こうすると辛味が少しぬけるだけでなく、硫化アリルに酵素が働いて、さらに栄養効果が上がるというのです。
このように、塩玉ねぎには硫化アリルや水溶性ビタミンやカリウムなど、水溶性の成分が多く含まれているので、栄養のことを考えると、水にさらさない方が良いのです。
良かったら試してみて下さいね♪