玉ねぎとは?
玉ねぎは、明治になってから札幌で栽培が始まった比較的歴史の浅いユリ科の野菜です。
玉ねぎは、黄玉ねぎ、白玉ねぎ、赤玉ねぎ、の3種類に分類されます。
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黄玉ねぎ
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黄玉ねぎは、最も一般的な種類で、普段目にする玉ねぎの多くはこの黄玉ねぎになります。
主に水分が少なく長期保存が効き、茶色の薄皮をむくと中身は白色、辛みが強いのが黄玉ねぎの特徴です。
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黄玉ねぎは、最も一般的な種類で、普段目にする玉ねぎの多くはこの黄玉ねぎになります。
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白玉ねぎ
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赤玉ねぎは文字通り、赤紫色をした玉ねぎです。
この赤紫色の色素成分はアントシアニンというポリフェノールの一種です。
辛みが少なく甘みもあり、水分を多いので白玉ねぎ同様に生食向きの玉ねぎです。
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赤玉ねぎは文字通り、赤紫色をした玉ねぎです。
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赤玉ねぎ
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赤玉ねぎは文字通り、赤紫色をした玉ねぎです。
この赤紫色の色素成分はアントシアニンというポリフェノールの一種です。
辛みが少なく甘みもあり、水分を多いので白玉ねぎ同様に生食向きの玉ねぎです。
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赤玉ねぎは文字通り、赤紫色をした玉ねぎです。
玉ねぎのカロリーと摂取量(1日の目安)
玉ねぎはサイズにもよりますが、1個が約200g程度です。
そのカロリーは80kcalと比較的カロリーが高い野菜です。
また、糖質も多く含む為、食べすぎには気をつけたい野菜です。
そんな、玉ねぎの1日の摂取量の目安は50g程度がいいようです。
さらに、玉ねぎを食べ過ぎると下痢を起こす可能性もあり要注意です。
好きな方でも1個までにしておくのが無難です。
玉ねぎの栄養素・栄養成分
玉ねぎは水に浸しておくと辛さがマイルドになります。
が、玉ねぎの栄養は水溶性のため、2〜3分程度にしておくのがよいでしょう。
玉ねぎには栄養素・栄養成分が多く含まれています。
玉ねぎに含まれる栄養素・栄養成分
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ケルセチン
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ポリフェノールの一種であるケルセチンは、ビタミン類と同じような働きをする栄養素です。
ケルセチンの1日の摂取量は200?500mgとされていますが、摂取しにくい栄養素です。
ケルセチンを多く含む野菜のひとつである玉ねぎでも、1個(200g)に約80mgしかありません。
サプリメントで摂取する方も、近年では現れています。
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ポリフェノールの一種であるケルセチンは、ビタミン類と同じような働きをする栄養素です。
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硫化アリル
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玉ねぎを切る際に涙が出るのは、この硫化アリルが原因です。
そんは硫化アリルはですが、加熱することで甘み成分に変わります。
胃の粘膜を保護し、血行促進の効果があると言われています。
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玉ねぎを切る際に涙が出るのは、この硫化アリルが原因です。
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カリウム
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カリウムには、水分を体中に循環させ尿やナトリウムの排泄を助ける効果を期待できます。
それと同時に代謝も上がり、むくみ改善にもいいようです。
そんなカリウムは玉ねぎ1個(200g)に300mg含まれます。
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カリウムには、水分を体中に循環させ尿やナトリウムの排泄を助ける効果を期待できます。
玉ねぎの効果・効能
身体に嬉しい効果・効能がたくさんあります。
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玉ねぎで血液サラサラ
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玉ねぎで1番有名なのは血液サラサラ効果ではないでしょうか。
玉ねぎに含まれる硫化プロピルや硫化アリルなどの硫黄化合物が毛細血管を広げて、血液をサラサラにする効能があると言われています。
さらに、血液がサラサラになることで、冷え性の改善や新陳代謝向上する効果が期待できます。
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玉ねぎで1番有名なのは血液サラサラ効果ではないでしょうか。
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玉ねぎで疲労回復
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玉ねぎにはアリシンという硫黄化合物が含まれます。
アリシンはニンニクやネギ類などに主に含まれてる栄養素です。
ビタミンB1と結合し、ビタミンB1の吸収促進や働きを長時間持続させる作用があります。
ビタミンB1は糖の代謝に関わる酵素の働きを助けるので、ブドウ糖をエネルギー変えたり、疲労物質の代謝促進する効能があります。
このことから疲労回復に効果が期待できるでしよう。
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玉ねぎにはアリシンという硫黄化合物が含まれます。
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玉ねぎの消化吸収を助ける効果
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アリシンは健胃効果が期待できます。
それは胃の消化液の分泌を活発にする効能があるからです。
消化機能が低下している時、疲労や夏バテなどで食欲が無い時に役立ってくれます。
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アリシンは健胃効果が期待できます。
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玉ねぎでアンチエイジング・生活習慣病予防!
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玉ねぎに含まれるケルセチンはポリフェノールの一種です。
強い抗酸化作用を促すためアンチエイジングに期待できます。
さらに、アリシンはコレステロール上昇を抑え、ビタミンB1を補助するので、血糖値の上昇を抑制に一役買います。
ですので、玉ねぎは糖尿病などの生活習慣病の予防効果がある健康食材とされています。
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玉ねぎに含まれるケルセチンはポリフェノールの一種です。
玉ねぎを食べた後の口臭に
玉ねぎを食べた後に残る臭いの原因は、ニンニクにも含まれる「アリシン」。
時間の経過とともに、口臭だけでなく体臭にもあらわれます。
予防法としては、梅干しなどに含まれるクエン酸がいいようです。
クエン酸は口のなかの細菌増殖を抑え、たんぱく質の分解を促すため、口臭が抑えることできます。
他にも、食前にりんごや、消臭効果を持つパセリがあります。